今月の1シーン
2009年3月1日の写真の説明
2009年03月01日
彼岸会
3月は春季彼岸会です。春分の日(3月20日)を中日として前後3日、計7日の間に行われます。
彼岸会はお彼岸さんとも呼ばれ、この間にお墓やお寺へお参りをして、亡き人を縁とし、自分の生き方を見つめ直す大切な機会です。
フラッシュ画像について
1枚目
「道端の墓にも彼岸詣でかな」
と、一旬歌ったように、お彼岸ともなれば、砂 ぼこりにまみれた道端のお墓にまで、お花や線香が手向けられて、道いく人の目を見はらせます。
2枚目
「山のあなたの空遠く、幸いすむと人のいう」
という詩を作った人がありますが、およそ人間であるからには誰でも、明日に向かってかぎりない希望をかけているものです。
その希望の明日を、彼方の岸とするなら、彼岸とはそのまま希望の明日を指した言葉といえます。
3枚目
お寺で遊ぶお坊さんと子供たち
4枚目
お墓参りする親子
今月の写真の説明/文責・青森直樹
参考資料 『さとりへの六つの条件』台本 文 久保秀導 画 山口吉旺