※絵画と商品内容は関係ありません法話内容 「三毒・五悪段」の要点をまとめてお話しくださいました。 釈尊は、浄土の由来・衆生往生の因と果を説き終わり、止むに止まれない大悲矜哀(こうあい)の心から、この『大無量寿経』下巻を説きました。浄土を欣(ねが)い、穢土(えど)を厭(いと)うことが説かれ、末法濁世(まっぽうじょくせ)に生きる私たち衆生への戒めとして、「貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)・愚痴(ぐち)」の三毒と「仁義礼智信(じんぎれいちしん)」に背く「殺生(せっしょう)・倫盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・妄語(もうご)・飲酒(おんじゅ)」の五悪を述べました。 先生は、罪を犯さなければ生きて行けない「私」自身の痛みを懺悔し、その心を引き受けてくださる仏の有難さについて現代の事例を挙げ、全10枚にわたる法話を締めくくりました。利井明弘 大阪府高槻市 常見寺