今月の1シーン
2009年12月1日の写真の説明
2009年12月01日
お釈迦さま成道の地 ブダガヤ
12月8日はお釈迦さまが悟りを開かれたことをお祝いする成道会(じょうどうえ)です。お釈迦さまは12月8日にインドのブダガヤで悟りを開かれました。
フラッシュ画像について
1枚目
ブダガヤ
お釈迦さまが悟りを開かれたこの場所はのちにブダガヤ(仏陀の町)といわれ、仏教における最大の聖地となりました。
ブダガヤは修業に向いている静かな場所でした。多くの行者がこの地に集まり互いに行に励んでいました。ここにはナイランジャーナ河(尼連禅河)が流れ、堤には木々がおい茂り、行者がたたずむには格好の場所だったといいます。
2枚目
ブダガヤの大塔
お釈迦さまが悟りを開かれたブダガヤには、五十メートルを越す大きな石の塔が立っています。
3枚目
お釈迦さまの像
ブダガヤの大塔の西側に、黄金に輝く降魔成道(ごうまじょうどう)スタイルの仏陀像が安置されています。
4枚目
金剛法座
ブダガヤの大塔西側には大きく枝を広げた一本の菩提樹が立っています。その根元には金剛法座(こんごうほうざ)と呼ばれる長方形の石が安置され、ここでお釈迦さまが悟りを開いたことを伝えています。
金剛法座と呼ばれているのは、あらゆる障害をも粉砕することを金剛石にたとえた意味といわれています。
今月の写真の説明/文責・青森直樹
参考資料『お釈迦さまの地 インド』 文・写真 久保尚志 すねいる発行
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