今月の1シーン
2011年3月の写真の説明
2011年03月01日
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彼岸会(ひがんえ)
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、春の彼岸を迎える頃になると厳しい冬が過ぎて暖かい日が続き、花の咲く春がやってきます。
3月は春季彼岸会です。春分の日(3月21日)を中日として前後3日、計7日の間に行われます。
彼岸会にはお墓やお寺に多くの人がお参りをします。慌ただしい生活の中、亡き人を縁とし、仏法によって自分の生き方を見つめ直す大切な機会です。
フラッシュ動画について
一枚目
春の風景
お彼岸を過ぎると、やがて桜が咲き、春の季節を迎えます。
「彼岸」とは季節をあらわす言葉ではなく、元は到彼岸(とうひがん)、
古代インドの言語でパーラミター(波羅蜜多)という言葉に由来します。
到彼岸とは、私達が生活する現実の世界(此岸)からさとりの世界(彼岸)
へ渡ることをいいます。
二枚目
お寺に訪れる人々
お彼岸では、遠近より集まり亡き人を偲びます。
三枚目
お墓参りする親子
お墓の掃除をし、線香や仏花、お供え物をします。
四枚目
手を合わす人々
手を合わす機会が少なくなった時代。
彼岸会は子や孫たちと先祖のことを話す大切な機会です。
画・山口きちお
今月の写真の説明/文責・青森直樹
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