今月の1シーン
2011年09月01日
2011年09月01日
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彼岸会(ひがんえ)
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋の彼岸を迎えると厳しい暑さも和らぎ、秋の涼しい風が吹くようになります。
9月は秋季彼岸会です。秋分の日(9月23日)を中日として前後3日、計7日の間に行われます。
彼岸会にはお墓やお寺に多くの人がお参りをします。慌ただしい生活の中、亡き人を縁とし、仏法によって自分の生き方を見つめ直す大切な機会です。
フラッシュ動画について
1枚目
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
秋になると見かける曼珠沙華。
一般には彼岸花(ひがんばな)と呼ばれています。
2枚目
彼岸(ひがん)
「彼岸」とは季節をあらわす言葉ではなく、元は到彼岸(とうひがん)、インドの言語でパーラミター(波羅蜜多)という言葉に由来します。
到彼岸とは、私達が生活する現実の世界(此岸)からさとりの世界(彼岸)へ渡ることをいいます。
3枚目
此岸(しがん)
「此岸」とは、いま私たちが生きている社会です。
テレビ・パソコン・携帯、私たちの日常はそうしたものに取り囲まれ、慌ただしく過ぎていきます。そして「私が」「私が」とお互いに我を張り合い、時には争うこともあります。
悩み・迷いの多い此岸に生きる私たちは、彼岸会を迎えて立ち止まり、自分と向き合うことが必要ではないでしょうか。
4枚目
手を合わす人々
お彼岸では、遠近より集まり亡き人も偲びます。
亡き人を偲ぶ時、喜びや悲しみのつまったその生涯が、尊くかけがいのないものと知らされます。
手を合わす機会が少なくなった時代。
彼岸会は、深く私自身を見つめ、子や孫たちと先祖のことを話す大切な機会です。
画・山口きちお
今月の写真の説明/文責・青森直樹
「彼岸会」の行事をテーマにしたダウンロード法話です。
法話は試聴ができますので、ぜひお聞きください。
ダウンロード法話
「彼岸の浄土」 伊奈 教雄
ダウンロード法話
「彼岸会」 灘本 愛慈
ダウンロード法話
「模範法話2集」 雑賀 正晃
ダウンロード法話
「彼岸の浄土」 大野 薫
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