今月の1シーン

画像: 2013年4月の写真の説明

2013年4月の写真の説明

2013年04月01日

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お釈迦さまの誕生


三月に紹介しました、「お釈迦さま誕生の地 ルンビニー」の続きです。

四月八日はお釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」です。今月の1シーンもお釈迦さま誕生について紹介します。



フラッシュ動画について


1枚目
托胎霊夢(たくたいれいむ)
托胎霊夢(たくたいれいむ)(インド博物館 バールフット出土 紀元前2世紀)

コルカタのインド博物館に展示してある、最古の仏教彫刻であるバールフット(インド中部)の大塔の彫刻です。マーヤー夫人が見た夢が刻まれています。
上の象が天から降りてきて、中央の右手を頭の下におかれて横になっているマーヤー夫人のお腹に入ろうとする様子です。この夢の直後にマーヤー夫人は懐妊しました。


左下の付き人は水瓶を用意し、右下には両手をあげて驚いている人がいます。また左上には合掌している人が刻まれています。



2枚目
七歩遊行
七歩遊行(ニューデリー国立博物館 ナーガルジュナ・コンダ出土 3世紀)

ニューデリー国立博物館に展示してある、お釈迦さまがお生まれになった時に七歩歩かれた時の彫刻です。
左側にマーヤー夫人。右側の四人の帝釈天が持っている布には、七つの足跡が刻まれています。上部中央にある傘が、お釈迦さまを表しています。

お釈迦さま誕生の物語が、紀元前2世紀から3世紀にかけて、このように表されていたことが分かります。



3枚目
舎利容器
舎利容器(ニューデリー国立博物館)

この写真は、ルンビニー(ネパール)から南西に25kmほど離れたところにある釈迦族の城、カピラ城跡(インドのピプラハワ)から発掘されたお釈迦さまの舎利容器です。
舎利(しゃり)とはお釈迦さまの遺骨のことで、クシナガラで火葬された時に釈迦族にその一部が分けられました。この舎利の出土によって、ここがカピラ城であると推定されています。



4枚目
舎利容器発掘現場
舎利容器発掘現場

カピラ城跡(ピプラハワ)のストゥーパー内の舎利容器発掘現場です。
ストゥーパーを掘り下げた地下6メートルの所、縦40センチ、幅15センチのレンガ造りの囲いの中から、お釈迦さまの遺骨が入った舎利容器が発掘されました。

写真中央の丸く掘られた穴に、二つの舎利容器が置かれていました。



5枚目
カピラ城跡(ピプラハワ)
カピラ城跡(ピプラハワ)

写真は舎利容器が発掘された、カピラ城跡(ピプラハワ)です。
また、ネパールのルンビニー近くにあるティラウラコット遺跡が、カピラ城跡ともいわれています。


今月の写真の説明/文責・青森直樹
参考資料/『お釈迦さまの地 インド』 文・写真 久保尚志 すねいる発行




四月八日はお釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」です。
お釈迦さまの誕生をお祝いしましょう。

DVD「動物村の花まつり」
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(収録時間20分) 9,450円(税込)


DVD「ケチケチ長者の物語 ~祇園精舎の花まつり~」
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(収録時間38分) 9,450円(税込)



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