今月の1シーン
2014年8月の写真の説明
2014年08月01日
8月のホームページフラッシュ
琵琶法師 芳一
8月に入り、夏の暑さが本格的になってきました。
今月の1シーンは、夏の風物詩である「怪談(かいだん)」、「耳なし芳一(原作 小泉八雲)」をもとに秩父重剛(ちちぶ じゅうごう)が脚色したDVD作品、「琵琶法師 芳一」を紹介します。
「怪談」とは、怖さや恐ろしさを感じる物語のことです。
フラッシュ動画について
1枚目
琵琶法師 芳一(ほういち)
長門の赤間ヶ関の阿弥陀寺は、人に仇する平家の怨霊を供養するために建立された寺。目の見えない芳一は縁あってこの寺に身を寄せていました。芳一は琵琶の名手で、平家物語を得意としていました。
絵は、平家の怨霊にとりつかれて、墓の真ん中で声高々と壇ノ浦合戦の模様を弾き語る芳一です。
2枚目
芳一の木像
山口県下関市と福岡県北九州市門司区の間にある関門海峡は、壇ノ浦合戦の舞台です。1185年(文治元年)三月、敗色濃厚となった平家の一族が次々と船より海に身を投じていきました。
山口県下関市側の関門橋の橋脚にある「壇ノ浦古戦場址」から南西に400メートルほど離れた所にある赤間神宮には、芳一の木像が安置されています。赤間神宮は明治維新までは阿弥陀寺と称し、芳一は「阿弥陀寺」の僧侶であったと伝えられています。そして、芳一の『平家物語』の弾き語りは見事で、幼い頃から師匠をしのぐ腕前であったといいます。
3枚目
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
DVD「琵琶法師 芳一」の原作「耳なし芳一」の物語は、小泉八雲(こいずみ やくも)の『怪談(kwaidan)』の中にあります。『怪談』とは古くから伝わる日本各地の怪談や奇談を集めて物語にしたもので、1904年に英訳『怪談』の刊行をきっかけに、各国語に翻訳されました。
小泉八雲は1850年にギリシャで生まれ、1890年(明治23年)4月、40歳の時、日本にやってきました。
DVD本編では、小泉八雲のゆかりの地である島根県松江の小泉八雲記念館や旧居を紹介しています。
4枚目
浪曲師 浪花家辰造(なにわや たつぞう)
DVD「琵琶法師 芳一」の物語の口演は、浪花家辰造です。本名は鈴木一郎。1918年(大正七年)2月6日に群馬県新田で生まれました。
浪花家辰円に入門。その後、大阪で修行をしてから名古屋で二代目早川勝之助の弟子になり、三代目早川勝之助を継ぎました。その後、三代目浪花家辰造を襲名しました。
特に、曲師浪花家りつ子と桃山てつ江の二丁三味線の荘麓な響きは浪曲界随一。この「琵琶法師 芳一」は氏の最好調の作品です。
DVD作品「琵琶法師 芳一」
9,000円(税抜)
仏教行事「お盆 ~お盆のルーツをたずねて~」
Blu-ray 7,200円(税抜)
ダウンロード(動画) 3,600円(税抜)
DVD作品「往生要集 地獄 ~穢土厭離の世界~ 上巻」
9,000円(税抜)
DVD作品「往生要集 地獄 ~穢土厭離の世界~ 下巻」
9,000円(税抜)
昭和の名法話・名説教がBlu-ray(ブルーレイ)で蘇りました。一分間の視聴ができますので、ぜひご覧ください。
ダウンロード(動画)でも発売しています。
また、ユーチューブでも、すねいる作品の試写版がご覧頂けます。
Blu-ray 中西智海 全六話(Blu-ray6枚入)
18,360円 (税抜)
Blu-ray 中西智海 師 分売
一話「仏の呼び声」・二話「人になる教え」
2枚1組 7,200円(税抜)
三話「念仏に生きる」・四話「浄土真宗の救い」
2枚1組 7,200円(税抜)
五話「人生に方向を」・六話「本当の目覚め」
2枚1組 7,200円(税抜)
ダウンロード(動画)はこちら
Blu-ray 藤田徹文(I)全六話(Blu-ray6枚入)
18,360円 (税抜)
Blu-ray 藤田徹文 師(I)分売
一話「仏教とは?」・二話「大切に生きる」
2枚1組 7,200円(税抜)
三話「念仏の教え」・四話「比べない人生」
2枚1組 7,200円(税抜)
五話「我を越える道」・六話「南無の心」
2枚1組 7,200円(税抜)
ダウンロード(動画)はこちら
Blu-ray 那須行英 全六話(Blu-ray6枚入)
18,360円 (税抜)
Blu-ray 那須行英 師 分売
一話「真実の親」・二話「親と二人づれ」
2枚1組 7,200円(税抜)
三話「平和な家庭」・四話「お仏壇のある生活」
2枚1組 7,200円(税抜)
五話「念仏の救い」・六話「あぁ もったいない」
2枚1組 7,200円(税抜)
ダウンロード(動画)はこちら
今月の写真の説明
絵・山岸 玲華
文責・青森 直樹
ホームへ戻る