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2010年1月
今月の1シーン:1
2010年01月01日

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お釈迦さまの遺跡 ケッサリヤ(ケサリヤ)


インドのバイシャリから約55キロメートル北上した所に「ケッサリヤ」と言う所があります。ここには、お釈迦さまの骨を安置した世界最大と言われるストゥーパが1999年頃に発掘され姿を現しました。
ストゥーパとはお釈迦さまの遺骨や遺髪などを埋めて土を盛り、表面をレンガや石で固めて構築した仏塔(墓)の事です。
このストゥーパを建てたのは、お釈迦さまが亡くなりおよそ200年後、インドを統一したアショカ王が建てたといわれています。
高さ45メートルで9層になっており上から見ると蓮の花の形になっているようです。
このケッサリヤでお釈迦さまは80歳の時、バイシャリからクシナガラに行く途中で、バイシャリの村人に鉢を形見として渡し、別れを惜しんだ場所であるといわれています。


フラッシュ画像について

1枚目

ケッサリヤを訪れた時は、雨期で洪水が起きたため、この遺跡から5キロメートル程離れた所からバスを降り、リキシャや小舟を乗りかえストゥーパを目指しました。
高さ45メートルもあるので、遠くからでもストゥーパの位置はわかります。


2枚目

ストゥーパの至る所に「龕(がん)」と言うくぼみがあります。
その「龕」の中に成道像、瞑想像、初転法輪像、降魔成道像など、等身大のお釈迦さまの像が安置しています。
ストゥーパの発掘はまだ半分も進んでいないため、何体あるのか今のところ不明です。


3枚目

お釈迦さまの像は、8世紀~12世紀頃にイスラム教の侵攻にあい、(遇像崇拝しない)その際に頭部や上半身が破壊されました。(写真は降魔成道像。)

4枚目

現在発掘されているのはストゥーパですが、この森全体が大きな僧院跡なのでしょう。
遺跡の全体像はまだまだ発掘途中でわからないのですが、インドのボパール近郊にある、サンチーのような素晴らしいストゥーパや僧院があったのかもしれません。

写真・文 久保雅志


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