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ホーム今月の1シーン2011年12月
2011年12月
今月の1シーン:1
2011年12月01日

トップページのフラッシュ動画
お釈迦さま成道の地 ブダガヤ


今から約二千五百年前の12月8日、インドのブダガヤで「ゴータマ・シッダールタ」が、悪魔との戦いに打ち勝って悟りを開きました。12月8日には、シッダールタが悟りを開きブッダになられたことをお祝いする成道会(じょうどうえ)の行事が行われます。

悟りを開いた場所はインドのナイランジャーナ河(尼連禅河)のほとりのウルベーラ村。現在のブダガヤの大塔西側、菩提樹の下にある金剛法座の所といわれています。ここに座られ七日間の瞑想の後、「縁起の法」に目覚めてブッダとなられました。明けの明星が輝く12月8日、シッダールタが三十五歳の時です。

「ブッダ」という言葉は、悟りを開いた人・目覚めた者という意味です。ブッダとなられたシッダールタは、釈尊=釈迦とも呼ばれています。シッダールタが悟りを開いた瞬間、黄金の光が輝き、五色の光明が放たれたといわれます。




フラッシュ動画について


1枚目
ブダガヤの大塔
ブダガヤの大塔

シッダールタが悟りを開いたブダガヤには、大きな石を積み重ねた五十メートルを越す塔が現在建っています。
二千五百年前のブダガヤは修業に向いている静かな場所でした。多くの行者がこの地に集まり互いに「行」に励んでいました。ここにはナイランジャーナ河(尼連禅河)が流れ、堤には木々がおい茂り、行者がたたずむには格好の場所だったといいます。



2枚目
菩提樹と金剛法座
菩提樹と金剛法座

ブダガヤ大塔の西側に、菩提樹がそびえ、金剛法座(アショカ王が奉納した石の台座)があります。



3枚目
金剛法座(こんごうほうざ)
金剛法座(こんごうほうざ)

金剛法座と呼ばれているのは、あらゆる障害をも粉砕することを金剛石に譬えています。



4枚目
お釈迦さまの像
お釈迦さまの像

ブダガヤ大塔の四方には、黄金に輝く降魔成道(ごうまじょうどう)スタイルのお釈迦さまの像が安置されています。



今月の写真の説明/文責・青森直樹
参考資料/『お釈迦さまの地 インド』 文・写真 久保尚志 すねいる発行





お釈迦さまの生涯の中で一番大切な意味を持つ成道。お釈迦さまが悟られた「縁起の法」について詳しくお話くださいました。
一分間の試聴ができますので、ぜひお聞きください。


CD法話
雲井昭善
「仏教入門4 (8章 成道の意義)」 講師 雲井昭善



この他にも、雲井昭善先生がお釈迦さまの生涯・教えについて丁寧にお話された「仏教入門」のCD10枚セットがあります。

CD10枚セット
「仏教入門」 講師  雲井昭善
「仏教入門」 講師  雲井昭善



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